日時:2014年9月13日(土) 9:00~16:00
場所:棚田オーナー田
内容(午前):稲刈り・はさがけ
内容(午後): 稲刈り・はさがけ
参加人数:オーナー19組48名(守り人重複5名含む)、滋賀リビング25名、守り人の会19名

当日のようす

(午前):
爽やかな秋晴れの下、オーナーの皆さんが揃って9時過ぎに開会式、記念撮影。
各班に分かれて稲刈りにかかりますが、今年は気温が低く風も涼やかなので、気持ち順調に作業が進む感じです。
刈り取った稲をくくるのに、やはり慣れないオーナーさんたちは苦戦している様子。この点、少し丁寧に指導する体制が必要かもしれませんね。
12時過ぎから各班それぞれに休憩に。

(午後):
昼食済んで作業再開。組み上げた竹に稲をかけていくと、これぞ秋の田園風景。働いた充実感が湧き上がります。
廣岡班が比較的早く作業終了したので、上手の西村班の区画に応援に。いくら例年より涼しいとは言っても、さすがに2時を過ぎれば、シャツを絞ればしたたるほどの大量発汗。持参したお茶類が底をついてきましたが、守り人の会?が用意してくれた氷&お茶で生きかえる思い。3時頃にこちらも作業終了。
ほっと一息ついていたら、「佐合井班はまだ…」という悲報が。余力のある者が志願兵となり転戦へ。半反?ぐらい残った稲刈りに、ひたすら黙々とりかかる。ふと顔を上げると、20人近い人々が総がかりになってある者は稲刈り、ある者は稲束作り、ある者ははさがけ用に運搬・・・農作業は本当に、美しい共同作業で成り立っているのですね(と、後で運営委員長の楠田さんが感動しておられました)。
そんなこんなで、皆さん少々バテ気味ながら、ほぼ予定通りの4時に全作業終了。簡単に閉会式を行った後、皆さん三々五々に解散しました。
協賛のおごと温泉に入浴組は、汗と疲れを洗い流しました。
(白水)

その他コメント:
白水引率の近大組(学生4名)、他班お助けの遊撃隊としても活躍してくれましたが、後日下記のようなコメントを寄せてくれました。
「人生初の稲刈り、今までで一番汗を流しました。農家の方の苦労を知ると共に、多くの方々と触れあえ、非常に充実した時間でした。」(T.M君)
「稲刈りは農業の大変さを、助け合う姿は故郷(新潟)を思い出させてくれました。」(S.N君)
「(自分の班の)田植えの時よりも他班の応援に駆り出されたので大変疲れた。だがその分、仕事のあとに飲んだ冷たいお茶が格別で疲れた体を癒してくれた。また、休憩時に大自然の中での日向ぼっこがてらの昼寝も心地よかった。」(S.E君)
「田植えが思いの外すいすいと終わったこともあり、油断していました。予想外の重労働です。最初はのりのりで勤しんでいたのが終盤は徐々になくなる握力と親指の地味な痛みを気にしながらただ黙々と作業。それでもカエルやバッタの飛び跳ねている姿が目に入ると楽しく、それにはしゃぐ子供たちにも癒されました。作業が終わり最後に、干した稲を眺めた時の充足感は忘れられません。」(O.Sさん)