日時:2016年6月11日(土) 10:00~15:00
場所:守り人の会が管理する田んぼ
内容:直播育苗した稲の田植え

当日のようす

滋賀県下では多くが5月中に田植えが終わります。今回は全工程を昔のスケジュール感でやってみるというテーマをもって実施していたので、田植えもまわりからするとちょっと遅めです。いずれにせよ地元会員の手が空かないとわからないこともいっぱいの都市会員なのでこれくらいがちょうどいいです。
さて、直播の苗はいい感じに育ちました・・・が、「たいへんや」と地元お百姓衆が言っていたのがよ~~~~くわかりました。めっちゃたいへんです。何がって、まず撒いて芽生えた苗を抜かないといけないのですが、根から取らないといけません。根がしっかり張って生きているのでなかなか抜けません。次にそれを束ねて植えている人に送ります。ある程度束になるまで抜き続けなければなりません。あと、雑草も一緒についてくるのですが取り除いている暇なんてありません。特に稲作で一番障害になる「ヒエ」は同属なので見分けるのも素人では難しい・・・。つまりヒエも一緒に植えていることになりので、この後の除草で頑張らないといけないのです。
そんなこんなで現代農業はいろいろな経緯があって今の形になっているのだということが良くわかりました。

「人手がいるで」と言われていたので会員もさることながら、知り合いにも声をかけまくって来てもらい、総力戦でなんとか植え終わりました。
この方法は次はないなぁ・・・。

文責:白井(守り人の会)