日時:2018年5月19日(土) 9:30~13:00
場所:各オーナー棚田
内容:田植え
参加人数:オーナー82名(内こども20名) 守り人の会14名
当日のようす
ここ数年こどもの参加がとても多くなりました。農業体験させたいという風潮が世間的に広がっている傾向もあるのかと思います。がんばって作業する子や虫取りに夢中な子といろいろです。
親子で参加されていて微笑ましいのですが、困ったこともあります。例えば畦塗している面はとてもきれいなのでついつい触りたくなるのでしょう。しかし度が過ぎるとそれをごそっと取ってしまう子もいます。すべてに目が行き届かないので、田植えが始まる前には常連の方々に他人の子でも注意して欲しいとお願いします。昔は親戚一同で田植えをしていて必ず怖いおじさんやおじいちゃんがいたりしたものですが、今はそういったこともないし、畦の土がどれだけ大切な役割をしているのかもわかりません。どれだけの時間を費やして田んぼを均していくのかも実際のところお百姓しかわからいので仕方の無いことです。
テレビの影響か、田んぼで泥んこバレーなどをやっているとそういったことをやっていいのだと勘違いして植える前に奇麗に均してある田んぼを走りまわる子もいます。見かけたら即注意です。楽しくやるのはいいけれど他の方もいらっしゃるし、米作りは「遊び」ではないことをわかってもらいたいのです。
こどもに体験させたい親御さんで「○〇ちゃん、こうやってちゃんと植えるのよ!」と一所懸命言い聞かせてやっている方のこどもさんは作業が長続きしないような気がします。一方こどものことはそこそこに自身が一所懸命頑張って作業している方のこどもさんは最初遊んでいても「私もする!」といってその後こちらが「大丈夫かな?」と心配になるくらい作業に没頭する傾向にあるように思います。
いずれにしてもこどもがいるととても賑わって活気づくのは間違いないです。
余談ですが、娘さんの前だからかはりきって作業していいて後で疲れて倒れている方も時々いらっしゃいます( *´艸`)
文責:白井良昌(守り人の会)












