日時:2011年8月20日(土) 9:30~15:00
場所:大津市仰木平尾地区の竹林
内容(午前):稲荷神社前の竹林整備
内容(午後):稲荷神社前の竹林整備
参加人数:ボランティア11名  守り人の会11名  その他関係者2名 

当日のようす

その他コメント:
 この日は竹林整備の活動を行いました。  棚田周辺の里山は、従来は薪炭林として地域の人々により適正な管理が行われていましたが、戦後の燃料革命により荒廃が進み、鹿や猪の住み処となっています。 この時期は水稲の収穫間近であり、ここ平尾でも農家の皆さんの朝の挨拶が猪の被害の情報交換となっているほどです。 そのため、守り人の会では棚田保全対策の一環として竹林整備を行い,刈り取った竹を竹炭として有効活用する取り組みを昨年より行っていますが、この日は集落内にある稲荷神社の前にある竹林の整備を行いました。 この竹林も長い間放置されていたようで、横にある空き家にまで竹藪が広がろうとしていました。  活動は二班に分け、それぞれの班が「伐採する係」「枝を払う係」「搬出する係」「炭焼きに適した寸法に切る係」に分かれて作業を行い、処理された竹材は軽トラックで昨年設置した炭焼窯まで運びました。 この日は前日まで続いた、うだるような暑さも幾分かは和らぎ、昼の休憩時には神社の境内で涼しい風を受けながら、話もはずみました。  参加された皆さん、本当にありがとうございました。 (なお、この日の作業中に払った枝の切り株で怪我をするという事故がありました。幸い、大事には至りませんでしたが、ボランティア活動も危険ととなりあわせということを参加者全員が再認識し、危険予防に十分留意して今後の活動を行いたいとおもいます。)