日時:2013年6月8日(土) 9:30~12:00
場所:オーナー棚田
内容(午前): 草刈り
参加人数: オーナー14組24名  守り人の会14名 

当日のようす

当日の様子:
(午前):
棚田むすびの会メンバー 大坂屋 宣介
前回の田植えを始め、本格的な米作りの参加は初めての経験です。
今回の草刈りでも四十数年ぶりに鎌を手にし、小学生の頃の体験授業を懐かしく思い出しました。
一部分しか拝見しておりませんが、ご飯として頂くまでにかなり手間ひまのかかる大変な仕事だと少し感じることが出来た思いが致します。いつもありがとうございます。
時間の許す限り、また参加して行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

大坂屋 美甫
2009年から棚田むすびの会のグループメンバーとして参加させていただいています。
今年は、梅雨入りから、雨が降らず心配しながらの参加でした。
それでも、地主様守人の会様で、お骨折りいただき、田に水が保たれているのは、嬉しいことでした。ありがとうございます。
本日の作業は、お借りしている田の中の除草と畦や旧水路の法面の草刈と二手に分かれての作業になりました。
畦には雑草は少なかったのですが、田の中にはホタルイが結構生えていました。植えられた稲の苗の周りには、可愛らしいオタマジャクシがそこかしこにいました。それを狙って蜘蛛も来ていました。蜘蛛がいる田んぼはいい田んぼだと、昔から聞いていたので、ちゃんと管理をしていただいていることに感謝しながら作業を進めました。
また、仰木の里で最初に伺ったお話に、棚田は天然のダム、そして濾過器としてゆっくりと水をきれいにして琵琶湖の水質を守るというお話をうかがっていまして、田に入る度に、それを思い起こします。微力ながらも田に手をかけることで、少しでも美味しく安全な水を琵琶湖に送り、やがては自分の住む場所にまでやってきてくれる、今触れた水と今度いつ出会うのだろうと想像を逞しくしながらの楽しい作業が出来ました。
田植えに比べ、少人数ではありましたが、みなさん効率よく作業を進められ、午前中で、無事終了しました。
午後からは蛍観察、星空観察会が行われ盛況だったことと思います。残念ながら参加できなかったのですが、優美な棚田のフォルムにほのかな蛍火,見上げれば、雄大な山並みに囲まれて眺める星空は、さぞや美しかったことだろうと想像していました。農繁期の時期にこのような有意義な催し物までして下さり、誠にありがとうございました。
都会に住む皆さんにも仰木での体験はぜひオススメしたいです。

作成者:大坂屋 宣介、大坂屋 美甫